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本当の願い事 [学園]

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【タイトル】本当の願い事
【HP】NOSTALGIC GARDEN
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【プレイ時間】2時間
【ジャンル】学園青春サウンドノベル
【ツール】吉里吉里2/KAG3
【公開日】2007年11月11日

こちらの作品は12才以上推奨です。

読み始めたら止まらなくなるくらいに面白かったです。
浅井悠一編の2つのエンディングを見た後、ちょっと一息おこうかなと思ったのですが、渡辺渚編がどんな展開になるかが気になって、結局続けてしまった。
「願いが叶う本」をめぐって途中ファンタジックな展開になるストーリーもあるのですが、メインは二人の心の動きだと思います。その自分勝手さや奔放さが少々鼻につくこともあるのですがリアルといえばリアル。見方によってはそれも若さゆえと思うとちょっと愛しくもあります。
悠一編を読んだ時に、渚ってちょっと人を見下しているような所があるのかなと思っていたのですが、渚編で彼女の暗い心の内側が垣間見れます。
END4で見た彼女の「本当の願い事」には心が寒くなって背筋が震えました。
なんというブラックさ。
それまでの展開が展開だっただけに、END5にはびっくりしたというか、少々面食らいました。
でもこのEND5があるおかげで、救われた気持ちになり後味が悪くならなかったのも事実です。
渚の為にはこれでよかったんだなと思います。

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彼らの苦悩 [学園]

【タイトル】彼らの苦悩
【プレイ時間】10分
【ジャンル】アドベンチャー(学園)
【ツール】吉里吉里2/KAG3
【公開日】2010/01/22

第二回 One dot contest 参加作品です。
1月22日~1月31日まで【One dot contest】第二回エントリー作品からDLできます。
コンテストページからのDLは終了しました。
One dot contest

とにかく見た目というか登場人物(?)にインパクトがあります。
彼らが思い悩む姿が可愛くて、ちょっと和みました。
ちゃんと喜怒哀楽(?)の表現もあるし、そうか、彼らにも悩みがあるんだね……。
彼らが可愛かっただけに、最後の部分は、ちょっと余計に感じてしまいました。


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ハイノネウタ~Song with Gray Sounds. [学園]

【タイトル】ハイノネウタ~Song with Gray Sounds.
【HP】可算階段
【プレイ時間】10分
【ジャンル】ビジュアルノベル
【ツール】NScripter
【公開日】2010/01/22

第二回 One dot contest 参加作品です。
1月22日~1月31日まで【One dot contest】第二回エントリー作品からDLできます。コンテストページからのDLは終了しました。
One dot contest


主人公「僕」の淡淡とした一日が描かれています。
背景は灰色で、曇った空、くすんだ色の校舎の壁と、重苦しくまるで閉じ込められているような閉鎖感を感じます。
そんな中で時々ぱっと浮かび上がる赤い文字はとても印象的でした。
話自体は、主人公が、朝起きて学校へ行って帰ってきて一日が終わるとただそれだけです。
でも、同梱されたヒントを読むと、それだけではないようです。



なので、私も勝手に推理して妄想してみようではありませんか。
瀬野ひびきと主人公が学校で出会った3人は、すべて鏡やガラス等に映った主人公自身ではないかと思うのです。
みんな主人公と同じような動作をしていいるのがひっかるし、幼馴染の瀬野ひびきと神江曜子はガラスを通して見た様子が書かれています。
坂崎瞳と宝田先輩については「RAME FEGE」様が鋭い考察をされてらっしゃいます。
なるほど、わざわざ「池」があると書かれているのはそのためかも?
坂崎瞳と1回目会ったのは、階段の踊り場。確かに踊り場には鏡がありそうです。そして2回目に会ったのは廊下の角を曲がってすぐなので、そこに窓があっても不思議はありません。左手に包みをぶらさげていたというのも、実はその時は主人公が包みを右に持っていたからそれが映っていたと考えられるし。

主人公が学校で出会った人がすべて主人公自身だったとすると不思議です。
なぜ、主人公は自分の映った姿に別人を見るのか?
で、さらに妄想してみる。
もしかして、この学校、主人公以外に生徒いないんじゃないでしょうか?
いや、先生もいないような気がします。
最初に読んだ時に、ひっかかったのが授業風景です。授業というよりもむしろ「自習」だなと思ったんです。
学校に他に生徒がいないとすると、主人公が教室に入った時に注目するクラスメイトがいないのも、教室にかかわるものが誰もいないもの当然です。
一人で学校へやって来て一人で勉強して一人で終えて帰る。そんな孤独な主人公が鏡やガラスに映った自分の姿に別の人物(人格?)を投影しているとか考えると、ちょっと背筋が寒いです。

と、私が勝手に想像しているだけで、真相はもっと別のような気がしますが、それは作者様のみ知ることなのでしょうか。
そもそも、ここまで考える為に、何回も読みなおしているので、もうすでに作者様の思うつぼにはまっている気もします。

他にも、実はこの学校の生徒は全員同じ容姿とか、「僕」は幽霊で少女にとりついているとか、主人公は多重人格だとか、いろいろ考えられます。
こうやって、いろいろ考えるのは楽しいし、いろんな方のご意見を聞いてみたいです。



ちょっと追記
思いついたので書いてみる。

なぜ一人称がわざわざ「僕」なのかが気になって気になって考えていました。
もしかしたら主人公は「僕」と呼ぶことによって自分自身を拒否してるのかもしれません。
だから、鏡やガラスに映る人物に自分以外の人を見るのかもしれないなと。
灰色の髪の少女への接し方を見ても主人公は他人を拒絶してそうです。
だとしたら、自分も他人も拒否しているこの主人公はとても孤独だなと思いました。


…………我ながら、どうしてこんなに、この作品が気になるのか。
考えても考えてもわからないのに。
はっきりとした解答が得られないので、どうもモヤモヤするのです。
そして、これからも思いついたらまた書こうと思います。

タグ:One dot contest
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ランチ・アワー [学園]

【タイトル】ランチ・アワー
【プレイ時間】10分
【ジャンル】デジタルノベル
【ツール】NScripter
【公開日】2010年01月22日

第二回 One dot contest 参加作品です。
1月22日~1月31日まで【One dot contest】第二回エントリー作品からDLできました。
コンテストページからのDL期間は終了しました。
One dot contest


華やかな雰囲気の双子の姉妹とちょっと大人しそうな女の子の3人が屋上に行き一緒にランチを始めます。
お弁当のおかずを交換したりと、とても和やかな雰囲気で、女の子ならではのおしゃべりを楽しむ話なのかなと思っていたら、このまま終わるわけがなかった。
女の子3人の和やかなランチタイムが一変して……。
思わず絶句でした。
このゲームのテーマは「普通じゃない学園」です。
確かにこの学園、普通じゃないです。それを思い知らされました。

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