くものいと-雪割草外伝- [和風]
【タイトル】くものいと-雪割草外伝-
【HP】 猪鹿蝶
【プレイ時間】20分
【ジャンル】女性向け和風愛憎AVG
【ツール】吉里吉里2/KAG3
【公開日】2009年04月01日
2009年4月1日に期間限定で公開されていた「くものいと-雪割草外伝-」が1月28日より再公開されていました。「しばらくの間」と書いてあったので、いつまで公開されているかはわからないので、気になる方は早目にDLすることをお勧めします。
「雪割草本編をプレイしていなくても、プレイに支障はありません」とサイト様に書いてあります通り、単体でも十分面白いです。
私は雪割草は体験版のみプレイ済みです。
この物語は帝の妃である常盤と楓、二人の女性の愛憎物語です。
この時代、後宮の女性はただ帝の訪れを待つだけだから辛い立場ですよね。
帝の妃は何人もいるだろうし、女同士で寵を競うから、妬みや嫉み、嫉妬といったものが渦巻いていそうです。
そんな中で家が没落して後ろ盾を失った常盤は、帝の寵愛だけを頼りにするという不安定な立場になります。
そして、帝の寵愛も、新たに入内した美しく身分の高い少女楓に移っていくのでした。
楓は何故か常盤に好意を示して、慕っています。それ自体は悪いことではないはずなんですが、この楓が恐いんです。
「悲しも喜びも私が与えてさしあげたい」とか思ってそうで、こんな人に好かれたら、そのまま支配されそうで恐いです。
常盤は楓の好意にとまどいつつ、自分にないものを持つ楓を憎むようになり、同時に、そんな自分の醜い心に嫌悪します。このあたりの複雑な心理模様が読んでいると伝わってきて、心が締め上げられるようでした。
あと、興味深かったのは、絢仁と誠仁の初対面のシーン。
誰もが美しいともてはやす絢仁に対して誠仁が子供らしい純真さで評価を下すところがとても面白かったです。
それにしても、楓はどうしてそんなに常盤が好きなんだろう?
ちょっと、いろいろと考えてみたことはあるのですが、あまりにもとりとめもなくなってしまいました。
憂い顔が好きらしいのですが、やはりどSだから、もっとその顔が見たいとか思っているのか?
……やっぱり恐いです。
【HP】 猪鹿蝶
【プレイ時間】20分
【ジャンル】女性向け和風愛憎AVG
【ツール】吉里吉里2/KAG3
【公開日】2009年04月01日
2009年4月1日に期間限定で公開されていた「くものいと-雪割草外伝-」が1月28日より再公開されていました。「しばらくの間」と書いてあったので、いつまで公開されているかはわからないので、気になる方は早目にDLすることをお勧めします。
「雪割草本編をプレイしていなくても、プレイに支障はありません」とサイト様に書いてあります通り、単体でも十分面白いです。
私は雪割草は体験版のみプレイ済みです。
この物語は帝の妃である常盤と楓、二人の女性の愛憎物語です。
この時代、後宮の女性はただ帝の訪れを待つだけだから辛い立場ですよね。
帝の妃は何人もいるだろうし、女同士で寵を競うから、妬みや嫉み、嫉妬といったものが渦巻いていそうです。
そんな中で家が没落して後ろ盾を失った常盤は、帝の寵愛だけを頼りにするという不安定な立場になります。
そして、帝の寵愛も、新たに入内した美しく身分の高い少女楓に移っていくのでした。
楓は何故か常盤に好意を示して、慕っています。それ自体は悪いことではないはずなんですが、この楓が恐いんです。
「悲しも喜びも私が与えてさしあげたい」とか思ってそうで、こんな人に好かれたら、そのまま支配されそうで恐いです。
常盤は楓の好意にとまどいつつ、自分にないものを持つ楓を憎むようになり、同時に、そんな自分の醜い心に嫌悪します。このあたりの複雑な心理模様が読んでいると伝わってきて、心が締め上げられるようでした。
あと、興味深かったのは、絢仁と誠仁の初対面のシーン。
誰もが美しいともてはやす絢仁に対して誠仁が子供らしい純真さで評価を下すところがとても面白かったです。
それにしても、楓はどうしてそんなに常盤が好きなんだろう?
ちょっと、いろいろと考えてみたことはあるのですが、あまりにもとりとめもなくなってしまいました。
憂い顔が好きらしいのですが、やはりどSだから、もっとその顔が見たいとか思っているのか?
……やっぱり恐いです。
2010-02-01 23:46
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